新社会人の考え事

1日1つずつ強くなる

データの中で生きるということ

最近は、ずっと映像を見て過ごしている。映像を見ているとふと思うのが、ほとんどの体験をデータの中で消費していることに対する違和感である。人間はリアルな世界で生きている。しかし、想像力があるので、映像でもリアルと区別をせずに(できずに)体験することができる。映像の中にいる時に感じる違和感は、リアルな世界に生きなければならないという人間の本能とリアルを充実させるべきであるという社会的な価値観があると思う。これからの社会は、リアルなつながりが減っていき、データの中で生きることになる。その時に、これらの感情とどうやって折り合いをつけていくのかを考えていかなければならない。まずは、データの中で生きることを受け入れることから始めるべきである。これは、もう戻ることができない楔だから。しかし、リアルな時間も意図的に確保するべきである。結局はリアルな世界で生きているわけであって、人間の根本は変えることはできない。自分なりにデータとリアルのバランスを整えることが重要だと思う今日この頃です。